とよなかカラフル
2014年01月06日
新年はまち歩きで豊中サイハッケン!『ぶらり、とよなか』
あけまして、おめでとうございます。
昨年もありがとうございました。
今年もどうぞ、よろしくお願いいたします。
昨年もありがとうございました。
今年もどうぞ、よろしくお願いいたします。
久しぶりの更新となりますが・・・
この間も、豊中のまち歩きに参加したり、
商店街のイベントに出かけたりしていました。
最近は、テレビでも、“豊中”のまち情報を聞くことが多くなり、
新しいお店などがオープンしていますね。
いろいろ紹介したいことがあるのですが、
今日は豊中のまち歩きを紹介します。
“とっておき”に出会う、豊中まち歩き『ぶらり、とよなか』。
豊中の日常の風景を大切に切り取ったまち歩きです。
まち歩きに参加すると、
自分ひとりだったら気づけない、そんなまちの風景と出会います。
そのまちの歴史だったり、そのまちに住む人たちの思いだったり。
そういうものが見えてくると、
今まで見ていた風景が変わって見えるんですよね。
そんな体験をぜひ☆
今後開催される『ぶらり、とよなか』まち歩きコースは以下の3つです。
おとなの社会見学 graf laboと北摂の台所・豊南市場
★平成26年1月18日(土)と2月22日(土曜)10:00~12:30の2回開催。
家具、空間設計、食など、暮らしやアートシーンを
トータルにデザインするクリエイト集団『graf』の
labo(工場)を訪ね、お話と見学を。
その後、北摂の台所『豊南市場』で、お話と買い物を。
ようこそ岡町 能勢街道沿いに栄えた岡町を巡る
★平成26年1月25日(土)10:00~12:00に開催。
以前、『とよフル』のまち歩きでも訪れた
能勢街道を散策し、原田神社や老舗うどん店『土手嘉』を巡ります。
プラス、築100年の商家だった「交流スペース なかよし」にも立ち寄るそうです。
以前、開催した『とよフル』まち歩きのレポートはこちら!
http://toyonakacolorfull.citylife-new.com/e45988.html
どっぷり昭和 服部界隈を味わう
★平成26年2月15日(土曜)13:00~15:00に開催。
昨年末に駅名が『阪急服部駅』から『阪急服部天神駅』に!
駅名の由来になっている『服部天神社』をはじめ、
服部周辺の歴史的史跡を巡り、『服部阪急商店街』へ。
和菓子屋さん、お豆腐屋さん、お茶屋さんなどでお話と試食で一息。
1月開催分は本日1月6日(月)から申込受付開始!
2月開催分は2月3日(月)9:00~とのこと。
毎回、申込受付開始日にはほぼ定員に達することもあるそうです。
気になる!まち歩きがあったら、早めに申し込んでみてくださいね。
詳細は以下をご覧ください。
↓
豊中市ホームページ/豊中まち歩き「ぶらり、とよなか」
http://www.city.toyonaka.osaka.jp/joho/shoukai/miryoku/
burari_toyonaka/
まち歩きは、午前中までなので、午後からは『とよフル』をご参考に、
ランチに、まち歩きに、お買い物に・・・と豊中を楽しんでくださいね☆
http://toyofull.sakura.ne.jp/
2013年04月01日
スペシャルコンテンツ『とよなかめら』番外編
「とよフル」スタッフによるスペシャルコンテンツ
『カメラを通して、豊中を新発見&再発見!! とよなかめら』。
飛行機編を公開中ですが、
「服部緑地でピクニック編」
「庄内の文化住宅を巡る編」なども考えていました。
中でも、「服部緑地でピクニック編」は、昨年秋に下見へ。
『MELK café』のパンや
『森のおはぎ』のおはぎ、
『アルチザン』のクッキーを持って、
乙女ピクニックです。

秋だったので、
松ぼっくりなどのアイテムも拾ってゆきました。

ランチ&おやつタイムを満喫しながら過ごしていると、
「こういう写真を撮ってみてはどうだろう?」と
アイデアがむくむくと湧いてきます。

コップから、しゅわっと、雲をはじけさせたり。

クッキーと、空と、緑というのも、なんだかかわいらしいのです。

おはぎと緑も合う気がします。
『とよなかめら』はカメラを通して、とよなかを再発見しようというもの。
とよなかゆかりのお菓子とコラボして、
「かわいい写真を撮る!」という試みもしました。
豊中でしか撮れない一枚になるんですよね!!
『とよなかカラフル』で紹介しているお店のアイテムと、
豊中の風景をコラボさせて、こんな一枚がとれた!などありましたら、
フェイスブックで教えていただけると嬉しいです~
『カメラを通して、豊中を新発見&再発見!! とよなかめら』。
飛行機編を公開中ですが、
「服部緑地でピクニック編」
「庄内の文化住宅を巡る編」なども考えていました。
中でも、「服部緑地でピクニック編」は、昨年秋に下見へ。
『MELK café』のパンや
『森のおはぎ』のおはぎ、
『アルチザン』のクッキーを持って、
乙女ピクニックです。
秋だったので、
松ぼっくりなどのアイテムも拾ってゆきました。
ランチ&おやつタイムを満喫しながら過ごしていると、
「こういう写真を撮ってみてはどうだろう?」と
アイデアがむくむくと湧いてきます。
コップから、しゅわっと、雲をはじけさせたり。
クッキーと、空と、緑というのも、なんだかかわいらしいのです。
おはぎと緑も合う気がします。
『とよなかめら』はカメラを通して、とよなかを再発見しようというもの。
とよなかゆかりのお菓子とコラボして、
「かわいい写真を撮る!」という試みもしました。
豊中でしか撮れない一枚になるんですよね!!
『とよなかカラフル』で紹介しているお店のアイテムと、
豊中の風景をコラボさせて、こんな一枚がとれた!などありましたら、
フェイスブックで教えていただけると嬉しいです~

2013年03月28日
てくてく岡町 服部 庄内さんぽ≪レポート後編≫
参加者の皆さんが、まち歩きをしている頃、
最終目的地である『ギャラリーカフェ ぐるり』では、
「まちを楽しんでこられた参加者の皆さんに喜んでいただきたい!」と
豊中の魅力をぎゅっと凝縮したスペシャルランチを盛りつけていました。
まずは、豊南市場にお買い物へ。
朝の市場は活気に溢れていますね~
新鮮な野菜とお豆腐、春爛漫のお惣菜を買いました。
そのほか、大方の食材は
『とよなかカラフル』で取材させていただいたお店のものを。
パンも、バッテラも、おはぎも、その日の朝にお店へ取りに行きました。
ランチを盛りつけながら、テーブルのセッティングを。
ランチョンマットとお箸袋も手作りです。
『ギャラリーカフェ ぐるり』のギャラリーボックスで見つけた
かわいらしいはんこを押して作りました。

参加者の皆さんが到着!

ランチに喜んでいただき、写メを撮られる方もいらっしゃいました。
感激です!
ランチを作るにあたり、
ストレスデトックス料理ナビゲーターの
村沢祐子さんに監修していただきました。
脳内ホルモンのバランスを整える働きがある食材を使った
“ストレスデトックス料理”の探究など、
食のアプローチからストレスケアに取り組んでいらっしゃいます。
春の訪れを感じさせる食材も盛り込み、
ウキウキ心も弾むランチ♪

メニューを紹介しますと・・・
◆ランチプレート
サラダ(豊政、芦田青果店/豊南市場)
鶏胸肉のたたき(鳥富/豊南市場)
スモークサーモン(高橋商店/豊南市場)
菜の花のナムル(豊市商店/豊南市場)
エビの唐揚げ、春のお惣菜(はまゆう/豊南市場)
絹ごし豆腐(石川屋/豊南市場)
焼き野菜
◆グリーンスムージー、スープ、飲み物(ギャラリーカフェ ぐるり)
◆ランチプレート・パン用オイル(チプレッソ)
◆パン(ブーランジェリーメルク)
◆バッテラ(土手嘉)
そして、食後のおやつには、
◆おはぎ(森のおはぎ)

ランチを食べながら、スライドショーも上映しました。
今まで取材で訪れた60のお店や施設、場所の写真、
そして、そこで出会った方たちの溢れるような笑顔のスナップショットの数々。

最後に、お土産も用意しました。
◆お香(お香&お念珠 てらの)
◆昆布・のりセット(昆布のり専門店 浜磯)
◆パンダラスク(パン工場honohono)
◆フリーペーパー『sorairo』(大阪国際空港)
◆『とよなかカラフルMAP』

ご協力くださった皆さま、ありがとうございました。
あっという間の数時間でした。
参加者の方から
「豊中には、いろんなお店や場所があるんですね。気になりました」
「文化住宅のところが、おもしろかった!」
「今から、また豊南市場へ行ってみます」
とおっしゃっていただきました。
私たちスタッフにとって、
初めてのイベント運営でしたので、
いたらないところも多かったと思いますが・・・
参加者の皆さんに喜んでいただけて、嬉しかったです。
たくさんの方々のご協力があって開催できた
『てくてく岡町 服部 庄内さんぽ』。
まち歩きでお世話になった皆さん、
ランチでお世話になった皆さん、
お土産にご協力くださった皆さん、
そして、ご参加くださった皆さん、
ありがとうございました!
最終目的地である『ギャラリーカフェ ぐるり』では、
「まちを楽しんでこられた参加者の皆さんに喜んでいただきたい!」と
豊中の魅力をぎゅっと凝縮したスペシャルランチを盛りつけていました。
まずは、豊南市場にお買い物へ。
朝の市場は活気に溢れていますね~
新鮮な野菜とお豆腐、春爛漫のお惣菜を買いました。
そのほか、大方の食材は
『とよなかカラフル』で取材させていただいたお店のものを。
パンも、バッテラも、おはぎも、その日の朝にお店へ取りに行きました。
ランチを盛りつけながら、テーブルのセッティングを。
ランチョンマットとお箸袋も手作りです。
『ギャラリーカフェ ぐるり』のギャラリーボックスで見つけた
かわいらしいはんこを押して作りました。

参加者の皆さんが到着!
ランチに喜んでいただき、写メを撮られる方もいらっしゃいました。
感激です!
ランチを作るにあたり、
ストレスデトックス料理ナビゲーターの
村沢祐子さんに監修していただきました。
脳内ホルモンのバランスを整える働きがある食材を使った
“ストレスデトックス料理”の探究など、
食のアプローチからストレスケアに取り組んでいらっしゃいます。
春の訪れを感じさせる食材も盛り込み、
ウキウキ心も弾むランチ♪
メニューを紹介しますと・・・
◆ランチプレート
サラダ(豊政、芦田青果店/豊南市場)
鶏胸肉のたたき(鳥富/豊南市場)
スモークサーモン(高橋商店/豊南市場)
菜の花のナムル(豊市商店/豊南市場)
エビの唐揚げ、春のお惣菜(はまゆう/豊南市場)
絹ごし豆腐(石川屋/豊南市場)
焼き野菜
◆グリーンスムージー、スープ、飲み物(ギャラリーカフェ ぐるり)
◆ランチプレート・パン用オイル(チプレッソ)
◆パン(ブーランジェリーメルク)
◆バッテラ(土手嘉)
そして、食後のおやつには、
◆おはぎ(森のおはぎ)
ランチを食べながら、スライドショーも上映しました。
今まで取材で訪れた60のお店や施設、場所の写真、
そして、そこで出会った方たちの溢れるような笑顔のスナップショットの数々。
最後に、お土産も用意しました。
◆お香(お香&お念珠 てらの)
◆昆布・のりセット(昆布のり専門店 浜磯)
◆パンダラスク(パン工場honohono)
◆フリーペーパー『sorairo』(大阪国際空港)
◆『とよなかカラフルMAP』
ご協力くださった皆さま、ありがとうございました。
あっという間の数時間でした。
参加者の方から
「豊中には、いろんなお店や場所があるんですね。気になりました」
「文化住宅のところが、おもしろかった!」
「今から、また豊南市場へ行ってみます」
とおっしゃっていただきました。
私たちスタッフにとって、
初めてのイベント運営でしたので、
いたらないところも多かったと思いますが・・・
参加者の皆さんに喜んでいただけて、嬉しかったです。
たくさんの方々のご協力があって開催できた
『てくてく岡町 服部 庄内さんぽ』。
まち歩きでお世話になった皆さん、
ランチでお世話になった皆さん、
お土産にご協力くださった皆さん、
そして、ご参加くださった皆さん、
ありがとうございました!
2013年03月21日
てくてく岡町 服部 庄内さんぽ≪レポート前編≫
3月16日(土)晴天、私たち「とよフル」スタッフがずーっと準備してきたまち歩きイベント『てくてく岡町 服部 庄内さんぽ』を開催しました。
企画、進行管理、広報、制作物・・・すべてが初めてで、すべてが手づくりのイベント。
昨年末から何度もミーティングを重ね、企画書・フライヤー・マップなど制作し、メディアに取り上げてもらえるよう広報活動し、当日立ち寄るスポットを選んでルートを考え、協力していただける取材先へ依頼書を持って交渉に行き、ランチやお土産の内容を考え・・・怒涛の数ヶ月でした。
4人しかいないスタッフですが、それまでは各々が取材に行ったり原稿を書いたりしていたのが、このイベントではそれぞれ担当を決め、協力し合い、ひとつのゴールへ向けてみんなで走ってきました。連携プレーでチームワークがぐんと良くなった気がします!この「みんなで作り上げた」感は、文化祭の高揚感・達成感にも似ていましたが、自己満足で終わってはいけません。「おもてなし」の気持ちを伝え、参加者の皆さんに喜んでもらわなければいけません。
さて、では早速当日のレポートを。
「参加者の皆さんに集まっていただけるだろうか」
「準備物、ランチ食材に抜けはないだろうか」
「雨・花粉・PM2.5、ダイジョウブ??」
「まち歩きで想定されるアクシデントは?」
などなど、当日朝になっても不安でいっぱい。集合場所の岡町駅改札では、緊張でソワソワしていたスタッフでした。

でも集合時間までに参加者の皆さん全員が無事集合。ひとまずホッ。
それでは最初の目的地、江戸時代に創業の老舗うどん店、『土手嘉』さんへ向かいます。
いやー絶好のおさんぽ日和!まだ緊張しているけれど、ちょっとワクワクしてきました。

さあ、『土手嘉』到着!
「気にはなっていたけれど、入ったことなかったのよね」
皆さんお店に入るのは初めてだったそうで、スタッフは小さくガッツポーズです。

店内ではスタッフの自己紹介、今日のコース説明を行なった後、『土手嘉』店主にこのお店のこと、地域への取り組みなどお話していただきました。

畑さん、そしてランチのバッテラをご用意してくださった奥様、朝早くからありがとうございました!
ではまち歩き開始!で、お店を出て目の前の道、能勢街道・伊丹街道の説明。
岡町がどのようにして栄えていったか、自作のパネルを用いて説明しました。
ちょっとした歴史が学べるおさんぽなのですねぇ(自画自賛)

続いては原田神社へ。

本殿は国の重要文化財に指定されています。
豊中市の無形民俗文化財でもある『おてんさん』の舞いを説明。

皆さん、真剣に聞き入ってくださいました。
ここで、本日のまち歩きの無事を祈って、みんなでお参り。

なんだか和んだ後は、岡町の趣きある古い町並みを通って、岡町駅へ。

岡町~服部間は阪急電車で。
参加者の皆さんとおしゃべりをして、打ち解けてきました。

服部駅ではホームに突き出したご神木の説明をしながら、駅を出てすぐのイタリア食材専門店『チプレッソ』さんへ。

店主の南野さんから、オリーブオイルやバルサミコ酢の説明を聞きながらテイスティング。
皆さん買い物を楽しんでくださいました。

南野さん、大勢で押しかけてたにも関わらず丁寧な対応をしてくださり、ありがとうございました。
さて、これからがまち歩き本番です!服部~庄内間を、スタッフオススメの昭和レトロな景観を楽しんでいただきながら歩きます。

文化住宅やアパートなど昔の建物の中には、カラフルなタイルやガラスなど建具の意匠がこったものがあり、本当にいい雰囲気を醸し出しています。室外機がズラリと並んだ風景もなんだか壮観です。

文化的価値が認められているわけでもないこれらの建物ですが、私たちスタッフはこんな風景がある豊中が大好きなので、皆さんに紹介させていただきました。
正直、楽しんでいただけるか心配だったのですが、
「異国情緒あふれるわー」
「ピンクのタイルがスペイン風でかわいい!」
など、私たちと同じ感想を持っていただけたようで、ここでは大きくガッツポーズしたい気分でした。
さてさて服部~庄内まち歩き後半は、時間も押してしまって「てくてく」というより「スタスタ」歩きになってしまいましたが、参加者同士でもおしゃべりが盛り上がりました。
そして“北の豊南、南の黒門”と言われるほど有名な北摂の台所、『豊南市場』へ。




豊南市場のみなさん、ありがとうございました!
時間通りに市場の広場に集合していただき、目指すは最終目的地、『ギャラリーカフェ ぐるり』へ。

ここでもスタッフのオススメと「おもてなし」をたっぷり楽しんでいただきました!
レポート後半へ続く・・・
企画、進行管理、広報、制作物・・・すべてが初めてで、すべてが手づくりのイベント。
昨年末から何度もミーティングを重ね、企画書・フライヤー・マップなど制作し、メディアに取り上げてもらえるよう広報活動し、当日立ち寄るスポットを選んでルートを考え、協力していただける取材先へ依頼書を持って交渉に行き、ランチやお土産の内容を考え・・・怒涛の数ヶ月でした。
4人しかいないスタッフですが、それまでは各々が取材に行ったり原稿を書いたりしていたのが、このイベントではそれぞれ担当を決め、協力し合い、ひとつのゴールへ向けてみんなで走ってきました。連携プレーでチームワークがぐんと良くなった気がします!この「みんなで作り上げた」感は、文化祭の高揚感・達成感にも似ていましたが、自己満足で終わってはいけません。「おもてなし」の気持ちを伝え、参加者の皆さんに喜んでもらわなければいけません。
さて、では早速当日のレポートを。
「参加者の皆さんに集まっていただけるだろうか」
「準備物、ランチ食材に抜けはないだろうか」
「雨・花粉・PM2.5、ダイジョウブ??」
「まち歩きで想定されるアクシデントは?」
などなど、当日朝になっても不安でいっぱい。集合場所の岡町駅改札では、緊張でソワソワしていたスタッフでした。
でも集合時間までに参加者の皆さん全員が無事集合。ひとまずホッ。
それでは最初の目的地、江戸時代に創業の老舗うどん店、『土手嘉』さんへ向かいます。
いやー絶好のおさんぽ日和!まだ緊張しているけれど、ちょっとワクワクしてきました。
さあ、『土手嘉』到着!
「気にはなっていたけれど、入ったことなかったのよね」
皆さんお店に入るのは初めてだったそうで、スタッフは小さくガッツポーズです。
店内ではスタッフの自己紹介、今日のコース説明を行なった後、『土手嘉』店主にこのお店のこと、地域への取り組みなどお話していただきました。
畑さん、そしてランチのバッテラをご用意してくださった奥様、朝早くからありがとうございました!
ではまち歩き開始!で、お店を出て目の前の道、能勢街道・伊丹街道の説明。
岡町がどのようにして栄えていったか、自作のパネルを用いて説明しました。
ちょっとした歴史が学べるおさんぽなのですねぇ(自画自賛)
続いては原田神社へ。
本殿は国の重要文化財に指定されています。
豊中市の無形民俗文化財でもある『おてんさん』の舞いを説明。
皆さん、真剣に聞き入ってくださいました。
ここで、本日のまち歩きの無事を祈って、みんなでお参り。
なんだか和んだ後は、岡町の趣きある古い町並みを通って、岡町駅へ。
岡町~服部間は阪急電車で。
参加者の皆さんとおしゃべりをして、打ち解けてきました。
服部駅ではホームに突き出したご神木の説明をしながら、駅を出てすぐのイタリア食材専門店『チプレッソ』さんへ。
店主の南野さんから、オリーブオイルやバルサミコ酢の説明を聞きながらテイスティング。
皆さん買い物を楽しんでくださいました。
南野さん、大勢で押しかけてたにも関わらず丁寧な対応をしてくださり、ありがとうございました。
さて、これからがまち歩き本番です!服部~庄内間を、スタッフオススメの昭和レトロな景観を楽しんでいただきながら歩きます。
文化住宅やアパートなど昔の建物の中には、カラフルなタイルやガラスなど建具の意匠がこったものがあり、本当にいい雰囲気を醸し出しています。室外機がズラリと並んだ風景もなんだか壮観です。
文化的価値が認められているわけでもないこれらの建物ですが、私たちスタッフはこんな風景がある豊中が大好きなので、皆さんに紹介させていただきました。
正直、楽しんでいただけるか心配だったのですが、
「異国情緒あふれるわー」
「ピンクのタイルがスペイン風でかわいい!」
など、私たちと同じ感想を持っていただけたようで、ここでは大きくガッツポーズしたい気分でした。
さてさて服部~庄内まち歩き後半は、時間も押してしまって「てくてく」というより「スタスタ」歩きになってしまいましたが、参加者同士でもおしゃべりが盛り上がりました。
そして“北の豊南、南の黒門”と言われるほど有名な北摂の台所、『豊南市場』へ。
豊南市場のみなさん、ありがとうございました!
時間通りに市場の広場に集合していただき、目指すは最終目的地、『ギャラリーカフェ ぐるり』へ。
ここでもスタッフのオススメと「おもてなし」をたっぷり楽しんでいただきました!
レポート後半へ続く・・・
2013年03月13日
『とよなかカラフルMAP』完成しました!!
豊中地域情報ポータルサイト『とよなかカラフル』は、
10月にオープンして以来、
60ものお店や施設、場所を取材させていただきました!
『とよなかカラフル』を通して、
たくさんの方々と出会い、お世話になりました。
どんどん、どんどん、豊中の魅力にはまっていきました。
そのすべてを紹介したのが
『とよなかカラフルMAP』です!

豊中全体の地図にちりばめられたお店や施設、場所など。
私たち、スタッフが見つけた豊中の“素敵”です。
また、取材先で出会った“とよフル世代”の方にもご登場いただき、
メッセージをいただいております!
同世代で、こんな思いを持って、
豊中で頑張っていらっしゃるんだ!と励まされます。
本日より、配布いたします。
主に『とよなかカラフル』でご紹介させていただいている
お店や施設、場所に置いていただく予定ですので、
もしよろしければ、マップをきっかけに、訪ねていただけたら嬉しいです!
10月にオープンして以来、
60ものお店や施設、場所を取材させていただきました!
『とよなかカラフル』を通して、
たくさんの方々と出会い、お世話になりました。
どんどん、どんどん、豊中の魅力にはまっていきました。
そのすべてを紹介したのが
『とよなかカラフルMAP』です!
豊中全体の地図にちりばめられたお店や施設、場所など。
私たち、スタッフが見つけた豊中の“素敵”です。
また、取材先で出会った“とよフル世代”の方にもご登場いただき、
メッセージをいただいております!
同世代で、こんな思いを持って、
豊中で頑張っていらっしゃるんだ!と励まされます。
本日より、配布いたします。
主に『とよなかカラフル』でご紹介させていただいている
お店や施設、場所に置いていただく予定ですので、
もしよろしければ、マップをきっかけに、訪ねていただけたら嬉しいです!

2013年03月07日
北摂発!『Sweets & Women フェスタ』
明日3月8日(金)は
北摂発!女性のための体験型イベント
Sweets & Women フェスタ

頑張る女性を応援し、
それによって女性たちの笑顔が広がって、
地域をも活性化させよう!という思いのもとに開催されます。
豊中自慢のスイーツを味わったり。
エステやネイルで、キレイに磨きをかけたり。
マッサージで、リラックスしたり。
かわいらしい雑貨に、ココロときめいたり。
約70ものブースが出展されるそうです。
詳細はコチラのページをご覧ください。
『とよジョブ!+(豊中市地域雇用創造協議会)』
http://toyonaka-job.jp/festa2013.php
北摂発!女性のための体験型イベント
Sweets & Women フェスタ
頑張る女性を応援し、
それによって女性たちの笑顔が広がって、
地域をも活性化させよう!という思いのもとに開催されます。
豊中自慢のスイーツを味わったり。
エステやネイルで、キレイに磨きをかけたり。
マッサージで、リラックスしたり。
かわいらしい雑貨に、ココロときめいたり。
約70ものブースが出展されるそうです。
詳細はコチラのページをご覧ください。
『とよジョブ!+(豊中市地域雇用創造協議会)』
http://toyonaka-job.jp/festa2013.php

2013年03月06日
マチゴト豊中・池田で紹介していただきました!
マチゴト豊中・池田版Vol.48にて「てくてく岡町 服部 庄内さんぽ」を紹介していただきました。
おかげさまで、参加申し込みやお問合せなど、たくさん反響をいただいています。
毎日新聞さん、ありがとうございました!
おかげさまで、参加申し込みやお問合せなど、たくさん反響をいただいています。
毎日新聞さん、ありがとうございました!

2013年03月04日
豊南市場~バーベキューパーティをするなら~
豊中在住歴が一番長いにも関わらず、『豊南市場』へ買い物に来たことは数えるほどしありませんでした。
母親世代はよく買物へ来ていましたが、普段スーパーで短時間で買い物を済ませてしまいがちな
とよフル世代を代表して、久しぶりの市場でワクワクよりどきどきしながら、テーマを決めて市場内を巡りました。

私のテーマは「バーベキューパーティーをするなら」。
これから暖かくなり、家族や友だちとお花見バーベキューする時、
豊南市場に来たら、一度で全てが揃います。
まずは、バーベキューの主役“お肉”!『肉のさかえ』は和牛専門店。焼肉用としては、600~1500円/gと数種類あり、「直火で焼き、子どもやお年よりが食べやすいものは?」とお尋ねしたら「どのお肉も国産だからおいしけど、一番バランスがいいのが、コレ(800円/g)」をオススメしていただきました。あまり安くないのでは?そんなことはありません。デパート等で購入したら、お値段が倍ぐらいになるそうです!

また、「国産牛は冷めても硬くならずおいしいので、お弁当にも最適」と教えていただきました。もちろん、焼肉用だけでなく、すき焼きやしゃぶしゃぶ等鍋料理用の薄切りもあり、サービスデーには店頭商品がとってもお買い得に!

ステーキ用をスライスしていたイケメンな店員さん、実はお笑い芸人さんです。
次に、お肉ばかりでは栄養のバランスが気になるので、豊南市場直営の野菜コーナーへ。南口の近くはきのこ類やトマト、ピーマン、きゅうりなどが充実しています。玉ねぎも北海道産、淡路島産と2種類有り、価格差が200円も。「高いけど、淡路島産の方が甘くておいしいよ」と言われると、子どもの野菜嫌いを改善したいと考える母親目線で、奮発して淡路島産を購入してしまいました。かぼちゃは大きなものを切り分けてあり、欲しい量のものを選んで買えます。

お肉に野菜と山の幸が揃ったので、今度は海の幸を探していた時、威勢のいい呼び声が。
思わず立ち止まった先は『えび専門店』!この日は養殖のブラックタイガー、天然のバナメイエビ、赤足エビが揃っていました。バーベキュー用にどれを買えばいいか迷っていたら「そのまま焼いて食べるなら、色鮮やかな赤色になり、身がしまっているブラックタイガーがいいよ」と教えていただきました。エビの大きさで値段も変わり、調理法によってどれを買えばいいか教えてもらえるのは、市場ならでは。ちなみに、エビフライをするときは、バナメイエビがいいそうです。

さあ、食材がそろったので、最後に食器を求めて、『長谷川商店』へ。主に市場の人や業者の方が購入しに来られるので、数量の多い紙皿や紙コップ、割り箸などお弁当の容器などを種類豊富に取り揃っています。パーティやバザーなどイベントをする企業や個人の方も時々買っていくそうです。中でも業務用と書かれたクッキングペーパーや食品用ラップフィルムは人気があるとのこと。


市場で、お店の方と会話を楽しみながら買い物をすると、お肉や野菜などの特徴やおいしい調理方法が聞けて、お料理する意欲がぐんぐん増すような気が?!手にした品物以上の何かを得るような気がします。食品だけではなく、日用品もあって、業務用をが手に入るので、ちょっと得した気分。
さすがに寒いのでバーベキューではなく、家の中で焼肉パーティーしましたが、暖かくなったら豊南市場で、食材を揃えて、バーベキューを計画したいと思います。
母親世代はよく買物へ来ていましたが、普段スーパーで短時間で買い物を済ませてしまいがちな
とよフル世代を代表して、久しぶりの市場でワクワクよりどきどきしながら、テーマを決めて市場内を巡りました。
私のテーマは「バーベキューパーティーをするなら」。
これから暖かくなり、家族や友だちとお花見バーベキューする時、
豊南市場に来たら、一度で全てが揃います。
まずは、バーベキューの主役“お肉”!『肉のさかえ』は和牛専門店。焼肉用としては、600~1500円/gと数種類あり、「直火で焼き、子どもやお年よりが食べやすいものは?」とお尋ねしたら「どのお肉も国産だからおいしけど、一番バランスがいいのが、コレ(800円/g)」をオススメしていただきました。あまり安くないのでは?そんなことはありません。デパート等で購入したら、お値段が倍ぐらいになるそうです!
また、「国産牛は冷めても硬くならずおいしいので、お弁当にも最適」と教えていただきました。もちろん、焼肉用だけでなく、すき焼きやしゃぶしゃぶ等鍋料理用の薄切りもあり、サービスデーには店頭商品がとってもお買い得に!
ステーキ用をスライスしていたイケメンな店員さん、実はお笑い芸人さんです。
次に、お肉ばかりでは栄養のバランスが気になるので、豊南市場直営の野菜コーナーへ。南口の近くはきのこ類やトマト、ピーマン、きゅうりなどが充実しています。玉ねぎも北海道産、淡路島産と2種類有り、価格差が200円も。「高いけど、淡路島産の方が甘くておいしいよ」と言われると、子どもの野菜嫌いを改善したいと考える母親目線で、奮発して淡路島産を購入してしまいました。かぼちゃは大きなものを切り分けてあり、欲しい量のものを選んで買えます。
お肉に野菜と山の幸が揃ったので、今度は海の幸を探していた時、威勢のいい呼び声が。
思わず立ち止まった先は『えび専門店』!この日は養殖のブラックタイガー、天然のバナメイエビ、赤足エビが揃っていました。バーベキュー用にどれを買えばいいか迷っていたら「そのまま焼いて食べるなら、色鮮やかな赤色になり、身がしまっているブラックタイガーがいいよ」と教えていただきました。エビの大きさで値段も変わり、調理法によってどれを買えばいいか教えてもらえるのは、市場ならでは。ちなみに、エビフライをするときは、バナメイエビがいいそうです。
さあ、食材がそろったので、最後に食器を求めて、『長谷川商店』へ。主に市場の人や業者の方が購入しに来られるので、数量の多い紙皿や紙コップ、割り箸などお弁当の容器などを種類豊富に取り揃っています。パーティやバザーなどイベントをする企業や個人の方も時々買っていくそうです。中でも業務用と書かれたクッキングペーパーや食品用ラップフィルムは人気があるとのこと。
市場で、お店の方と会話を楽しみながら買い物をすると、お肉や野菜などの特徴やおいしい調理方法が聞けて、お料理する意欲がぐんぐん増すような気が?!手にした品物以上の何かを得るような気がします。食品だけではなく、日用品もあって、業務用をが手に入るので、ちょっと得した気分。
さすがに寒いのでバーベキューではなく、家の中で焼肉パーティーしましたが、暖かくなったら豊南市場で、食材を揃えて、バーベキューを計画したいと思います。
2013年03月01日
豊南市場 ~関西ならでは鯨肉で“はりはり鍋”~
先日取材のお願いに行ってきた豊南市場。スタッフ4人、それぞれにテーマを決めて、取材をすることに。関西に来てまだ一年未満の私のテーマはこちらに遊びに来た友人に喜んでもらえるよう「関西ならでは鯨肉で“はりはり鍋”」です。
まずは、市場にこんな店があることにびっくりした鯨肉専門店『田井鯨肉店』さん。店主の田井謙吉さんによれば、「関西でも鯨肉専門店自体が今はめずらしい。でも関西では関東より今でもよく食べられているんじゃないかな。飲食店に卸すことも多いです」とのこと。

一度も食べたことのない鯨肉。どんな風に調理するのがおいしいのか全く分からないけれど興味深々。
「鯨肉といったらおでん。あと “はりはり鍋”だね。」
はりはり鍋! はじめて聞きました。水菜と鯨肉の鍋だそうですね。名前も面白いし、鍋だったら大人数でも楽しめるし、「関西ならでは鯨肉での“はりはり鍋”」でおもてなし。喜んでもらえそうな気がします。
さて、鯨肉にもいろいろな種類があるのですね。“はりはり鍋”によく使う部位はどこですか。

「どこでもいけるよ。鹿の子がオススメだね。皮の脂身も旨みが出ておいしいよ。赤身もいけるよ」
じゃぁ、お手ごろ価格の赤身をもらおうかな。赤身はどの方向に切ったらいいのですか?
「繊維に逆らって5mmくらい薄く切るといいよ。」
…こんな風に珍しくて食べたことがない、どう料理するのが美味しいか分からなくても、田井さんに質問すると、とびきりの笑顔で、丁寧に教えてくださるので鯨肉が一気に身近になったような気がしました。
鍋といえば昆布、ということで『豊中松前昆布本舗』さんへ。出迎えてくれたのは店主の奥様、東良文子さん。

ここのイチオシはなんといっても羅臼昆布。
「昆布の王様といわれているくらいおいしい。うちは天然ものにこだわって販売しています。傷があるのは天然の証拠なんです。スーパーで買うより品物が良くて安い!」
天然ものは幅が毎年違う。今年の羅臼昆布は幅が広くて、おいしい真ん中の部分が多い、ということも、ここで教えていただいて初めて知りました。

オススメの昆布はどれですか?
「140gで1100円のこれなんかお得ですよ。商売人さんもよく買われます」
わぁ。沢山入っていますね。でも使いきれるかなぁ?
「湿気のないところで保管すれば2年くらい持ちますよ。かえって繊維がやわらかくなって良い出汁がとれるようになります。表面が白くなってくるけど、それはうま味成分が浮いてきてるだけだから大丈夫」
2年も持つんですね。これで鍋の出汁とったら最高だろうな。ちなみに出汁をとった後の昆布食べるのもオススメとのこと。
文子さんは関東出身とのこと、ついでにお土産になりそうな商品も教えてもらいました。
「佃煮を買われるお客様が多いですが、喜ばれるのは断然、汐吹昆布ですね。」
確かに実家に帰るときはいつも買ってこいと言われています。お土産だけではなく普段の食事のもう一品にも汐吹昆布が使えるとか。例えばスライスしたきゅうりに細切汐吹を適量入れて、軽く揉むように混ぜるだけ、野菜炒めの仕上げに細切汐吹を入れるだけで一品完成!他に何も調味料がなくてもおいしいとか。さっそく今度やってみます!
お土産の相談から、普段の食事レシピのアイディアまで昆布に関する話が尽きませんでした。取材中もお土産の相談にいらしているお客様が…。
おいしい鯨肉に、最高級の昆布。もうひとつはりはり鍋に必要なのは水菜です。ということで、次は市場のなかでもひと際元気な声が聞こえてくる青果専門店『豊政』さんへ。

季節のお野菜の他、色々な種類のハーブやロマネスコなどのめずらしい野菜が並んでいます。

「うちの店の特徴をひとことでいうと“めずらしいお野菜とめずらしい人”だからね。」
めずらしい人って(笑)。

「プロの料理人のお客様も多いので、『こんな野菜もここで手に入らないか』というニーズにこたえて、変わった野菜も取り扱うようになったのです。朝だったらもうちょっと色んな変わった野菜があったんだけどなぁ。」と岡田慎治さん。
あらま。じゃぁ今度は朝来てみようっと。大根、白菜、ほうれん草など季節のお野菜も新鮮で元気そうですね! では鍋用に水菜をいただこうかな。この水菜もピンピンしているなぁ。
鍋といえば豆腐も入れたい!といことで、豆腐の『石川屋』さんへ。袋井ご夫婦中心に営まれているここの手づくり豆腐はプロからも「美味しい」と評判だとか。

搾りたての豆乳もここで飲めます。

「スーパーで買う豆乳とは濃さが全然ちがうはず。うちの豆乳を使った鍋も美味しいよ。豆乳600g、出汁600g薄口しょうゆ、味噌で味を整えるのがオススメ。私が試してみてこの分量が一番美味しかったので、お客さんにすすめています」
ほぉ。豆腐屋さん直伝の豆乳鍋、おいしくないわけがありません。今度は素なんて使わないで、ここの豆乳でやってみよう!
ここでは鍋にオススメという焼き豆腐を購入。豆腐屋さんの豆腐というとスーパーよりお高いイメージがありましたが、購入した焼き豆腐は120円、絹や木綿、嵯峨は1丁100円です。安い…。余談ですが嵯峨という豆腐の種類は関西に来て初めて知りました。
さぁこれで「関西ならでは鯨肉でのはりはり鍋」準備完了です。

ポン酢で頂く美味しくいただきました。昆布出汁が良く効いていると、鍋の香り、風味が全然違いました。鯨肉は初めて頂きましたがクセがなくて美味しかったです。半分は竜田揚げに。これは酒のアテにも最高です。水菜はシャキシャキ(いや、はりはりか…)で新鮮!驚いたのは豆腐。すごく味が濃かったです。スーパーの豆腐との差は歴然としています。
市場のみなさんと話していると、自分のお店の商品への愛が伝わってきます。私もスーパーで買ってきたものよりも、大切に食べようという気持ちが芽生えていることに気付きました。こんな気持ちになるのもやはり、店主と直接お話ができる市場ならではじゃないでしょうか。関西弁飛び交う市場で一緒にお買いものするだけでも、関東の友人には楽しんでもらえそうな気がします。
まずは、市場にこんな店があることにびっくりした鯨肉専門店『田井鯨肉店』さん。店主の田井謙吉さんによれば、「関西でも鯨肉専門店自体が今はめずらしい。でも関西では関東より今でもよく食べられているんじゃないかな。飲食店に卸すことも多いです」とのこと。
一度も食べたことのない鯨肉。どんな風に調理するのがおいしいのか全く分からないけれど興味深々。
「鯨肉といったらおでん。あと “はりはり鍋”だね。」
はりはり鍋! はじめて聞きました。水菜と鯨肉の鍋だそうですね。名前も面白いし、鍋だったら大人数でも楽しめるし、「関西ならでは鯨肉での“はりはり鍋”」でおもてなし。喜んでもらえそうな気がします。
さて、鯨肉にもいろいろな種類があるのですね。“はりはり鍋”によく使う部位はどこですか。
「どこでもいけるよ。鹿の子がオススメだね。皮の脂身も旨みが出ておいしいよ。赤身もいけるよ」
じゃぁ、お手ごろ価格の赤身をもらおうかな。赤身はどの方向に切ったらいいのですか?
「繊維に逆らって5mmくらい薄く切るといいよ。」
…こんな風に珍しくて食べたことがない、どう料理するのが美味しいか分からなくても、田井さんに質問すると、とびきりの笑顔で、丁寧に教えてくださるので鯨肉が一気に身近になったような気がしました。
鍋といえば昆布、ということで『豊中松前昆布本舗』さんへ。出迎えてくれたのは店主の奥様、東良文子さん。
ここのイチオシはなんといっても羅臼昆布。
「昆布の王様といわれているくらいおいしい。うちは天然ものにこだわって販売しています。傷があるのは天然の証拠なんです。スーパーで買うより品物が良くて安い!」
天然ものは幅が毎年違う。今年の羅臼昆布は幅が広くて、おいしい真ん中の部分が多い、ということも、ここで教えていただいて初めて知りました。

写真は恥ずかしがりやの文子さんのかわりに撮影に応じてくれたスタッフの『なかさん』
オススメの昆布はどれですか?
「140gで1100円のこれなんかお得ですよ。商売人さんもよく買われます」
わぁ。沢山入っていますね。でも使いきれるかなぁ?
「湿気のないところで保管すれば2年くらい持ちますよ。かえって繊維がやわらかくなって良い出汁がとれるようになります。表面が白くなってくるけど、それはうま味成分が浮いてきてるだけだから大丈夫」
2年も持つんですね。これで鍋の出汁とったら最高だろうな。ちなみに出汁をとった後の昆布食べるのもオススメとのこと。
文子さんは関東出身とのこと、ついでにお土産になりそうな商品も教えてもらいました。
「佃煮を買われるお客様が多いですが、喜ばれるのは断然、汐吹昆布ですね。」
確かに実家に帰るときはいつも買ってこいと言われています。お土産だけではなく普段の食事のもう一品にも汐吹昆布が使えるとか。例えばスライスしたきゅうりに細切汐吹を適量入れて、軽く揉むように混ぜるだけ、野菜炒めの仕上げに細切汐吹を入れるだけで一品完成!他に何も調味料がなくてもおいしいとか。さっそく今度やってみます!
お土産の相談から、普段の食事レシピのアイディアまで昆布に関する話が尽きませんでした。取材中もお土産の相談にいらしているお客様が…。
おいしい鯨肉に、最高級の昆布。もうひとつはりはり鍋に必要なのは水菜です。ということで、次は市場のなかでもひと際元気な声が聞こえてくる青果専門店『豊政』さんへ。

季節のお野菜の他、色々な種類のハーブやロマネスコなどのめずらしい野菜が並んでいます。

「うちの店の特徴をひとことでいうと“めずらしいお野菜とめずらしい人”だからね。」
めずらしい人って(笑)。
「プロの料理人のお客様も多いので、『こんな野菜もここで手に入らないか』というニーズにこたえて、変わった野菜も取り扱うようになったのです。朝だったらもうちょっと色んな変わった野菜があったんだけどなぁ。」と岡田慎治さん。
あらま。じゃぁ今度は朝来てみようっと。大根、白菜、ほうれん草など季節のお野菜も新鮮で元気そうですね! では鍋用に水菜をいただこうかな。この水菜もピンピンしているなぁ。
鍋といえば豆腐も入れたい!といことで、豆腐の『石川屋』さんへ。袋井ご夫婦中心に営まれているここの手づくり豆腐はプロからも「美味しい」と評判だとか。

搾りたての豆乳もここで飲めます。

「スーパーで買う豆乳とは濃さが全然ちがうはず。うちの豆乳を使った鍋も美味しいよ。豆乳600g、出汁600g薄口しょうゆ、味噌で味を整えるのがオススメ。私が試してみてこの分量が一番美味しかったので、お客さんにすすめています」
ほぉ。豆腐屋さん直伝の豆乳鍋、おいしくないわけがありません。今度は素なんて使わないで、ここの豆乳でやってみよう!
ここでは鍋にオススメという焼き豆腐を購入。豆腐屋さんの豆腐というとスーパーよりお高いイメージがありましたが、購入した焼き豆腐は120円、絹や木綿、嵯峨は1丁100円です。安い…。余談ですが嵯峨という豆腐の種類は関西に来て初めて知りました。
さぁこれで「関西ならでは鯨肉でのはりはり鍋」準備完了です。
ポン酢で頂く美味しくいただきました。昆布出汁が良く効いていると、鍋の香り、風味が全然違いました。鯨肉は初めて頂きましたがクセがなくて美味しかったです。半分は竜田揚げに。これは酒のアテにも最高です。水菜はシャキシャキ(いや、はりはりか…)で新鮮!驚いたのは豆腐。すごく味が濃かったです。スーパーの豆腐との差は歴然としています。
市場のみなさんと話していると、自分のお店の商品への愛が伝わってきます。私もスーパーで買ってきたものよりも、大切に食べようという気持ちが芽生えていることに気付きました。こんな気持ちになるのもやはり、店主と直接お話ができる市場ならではじゃないでしょうか。関西弁飛び交う市場で一緒にお買いものするだけでも、関東の友人には楽しんでもらえそうな気がします。
2013年03月01日
リビング北摂中央で紹介していただきました!
女性のための地域生活情報紙 リビング北摂中央版にて、「てくてく岡町 服部 庄内さんぽ」を紹介していただきました!
サンケイリビングさん、ありがとうございました!!
サンケイリビングさん、ありがとうございました!!

2013年02月28日
2013年02月27日
てくてく岡町 服部 庄内さんぽ~お土産製作中!~
イベント開催まで残すところあと半月!
とよフルスタッフは3月16日に向けて、焦りながらも着々と準備を進めています。
当日は岡町駅に集合し、老舗うどん店「土手嘉」さん
http://toyofull.sakura.ne.jp/brown/001.html#a02
や、服部駅前のイタリア食材専門店「チプレッソ」さん
http://toyofull.sakura.ne.jp/green/001.html#a10
庄内では北摂の台所「豊南市場」などを巡ります。
http://toyofull.sakura.ne.jp/red/001.html#a04
こだわりの専門店ばかり!
一人でお店に入ってもなかなか聞けないような、店主のとっておきの話に耳を傾けつつ、買い物を楽しんでいただけます。
最後は庄内の「ギャラリーカフェ ぐるり」さんでランチ。
http://toyofull.sakura.ne.jp/brown/001.html#a08
お土産もついてるんですよ~☆
このお土産のひとつ、「とよなかカラフル」サイトの集大成ともいえるマップを、現在急ピッチで製作中。スタッフてんやわんやです。
少し中身をお教えすると、このマップ、私たちが今まで取材したお店・施設・自然などのスポットが、とってもカラフルに、豊中全体の地図に散りばめられているんです。

まだ未完成ですが、仮レイアウトのものを各取材先に持って行き、内容を確認してもらったところ、
「こういう地図って今までなかったから、嬉しいわ~!」
「こんなに取材いったの?!すごいねぇ。」
と、嬉しい反応。私たちのやる気も俄然アップです。
そんなわけで、皆さまのご参加をお待ちしています!
私たちの努力の結晶を、ぜひ持って帰ってくださいね~。
とよフルスタッフは3月16日に向けて、焦りながらも着々と準備を進めています。
当日は岡町駅に集合し、老舗うどん店「土手嘉」さん
http://toyofull.sakura.ne.jp/brown/001.html#a02
や、服部駅前のイタリア食材専門店「チプレッソ」さん
http://toyofull.sakura.ne.jp/green/001.html#a10
庄内では北摂の台所「豊南市場」などを巡ります。
http://toyofull.sakura.ne.jp/red/001.html#a04
こだわりの専門店ばかり!
一人でお店に入ってもなかなか聞けないような、店主のとっておきの話に耳を傾けつつ、買い物を楽しんでいただけます。
最後は庄内の「ギャラリーカフェ ぐるり」さんでランチ。
http://toyofull.sakura.ne.jp/brown/001.html#a08
お土産もついてるんですよ~☆
このお土産のひとつ、「とよなかカラフル」サイトの集大成ともいえるマップを、現在急ピッチで製作中。スタッフてんやわんやです。
少し中身をお教えすると、このマップ、私たちが今まで取材したお店・施設・自然などのスポットが、とってもカラフルに、豊中全体の地図に散りばめられているんです。

まだ未完成ですが、仮レイアウトのものを各取材先に持って行き、内容を確認してもらったところ、
「こういう地図って今までなかったから、嬉しいわ~!」
「こんなに取材いったの?!すごいねぇ。」
と、嬉しい反応。私たちのやる気も俄然アップです。
そんなわけで、皆さまのご参加をお待ちしています!
私たちの努力の結晶を、ぜひ持って帰ってくださいね~。

2013年02月26日
【てくてく岡町・服部・庄内さんぽ】参加者募集!
ブログで何度かふれていた「まち歩きイベント」のチラシが出来上がりました!
こちらはチラシの裏、詳細情報です。
とよフル世代(30~40歳代)の女性に、私たちスタッフが取材を通して知ることができた豊中の魅力を、直接お伝えしたくて企画したイベントです。みなさん奮ってご応募ください!

こちらはチラシの裏、詳細情報です。

とよフル世代(30~40歳代)の女性に、私たちスタッフが取材を通して知ることができた豊中の魅力を、直接お伝えしたくて企画したイベントです。みなさん奮ってご応募ください!
2013年02月25日
豊南市場 ~お酒に合う食材とおやつ、お薬編~
雪がちらついた極寒の2月8日(金)、豊南市場を取材して来ました!
TVでも何度も取り上げられている”北摂の台所”です。
海外旅行へ行っても、観光名所よりまずは庶民の市場へGO!でその地域を知るのが好きな私。もちろん豊中に越してきてすぐ、個人的にも行ってみました。
お店の人にアレコレ聞いたり、ちょっとオマケしてもらったり、品物プラスアルファのハッピーがもらえるのが嬉しいですよね。
とはいえ、フルタイムで働いていると平日にゆっくり買い物をする時間もなく・・・
おまけに小さな子どもがいるのでカートに乗せたいし・・・
というわけでこのごろは、週末に近所のスーパーでまとめ買いになってしまっている私です。
だから今回の取材はワクワク!さっそく市場を歩き回ってきまーす!

おや、今日は社会見学に来た小学生もいるようです。みんなメモを取ったり買い物したり、賑やかですね。
まずは練り物がズラーッと並んで、存在感大の練り物専門店、マルゴフーズさん。
創業50年以上のこちらのお店、今は2代目として兄弟で切り盛りされています。この店のオススメは?
「紅しょうがときくらげの練り天ぷらやね。刻んで入れたものは多いけど、スライスして1枚まるまる入ってるのは、うちのオリジナルですわ。」
オーブントースターやグリルで軽く温めれば、揚げたての味。おろしポン酢をのっけてワイルドにかぶりつけば、お酒がすすみそう~!きくらげはコリコリした食感を、紅しょうがはピリリとした味わいを楽しめます。
子どもがおやつ感覚で食べれるものは?
「餃子巻き。肉餃子が入った練り物ね。それとスティックチーズをたまねぎ刻んですり身で巻いたチーズバーグ。あとウィンナー巻き。お弁当のおかずならレンコンやしいたけのはさみ揚げがおいしいよ。」
う~ん、どれもおいしそう。思わず買いすぎてしまった。
「食べきられへんかったら冷凍して、食べる時に自然解凍して加熱調理したらいけるよ。」
なるほど。じゃあ、お酒のアテにピリッと辛いごぼう素揚げももらおかな。
「おおきに。ここの名物、野菜ミンチボールもふんわり甘くてクセになるよ。」

キャベツ・ニンジン・たまねぎ、かまぼこをみじん切りにしてすり身で一口大にした人気商品。10個入って150円は安い!じゃあこれもください。
マルゴフーズさんは、地方によって入っているものが違う「おでん種」も各種取り揃え、キタやミナミのおでん専門店が仕入れに来るそう。
さらに先代から「全国名産品直売所」をキャッチコピーに、辛子レンコンなど、お土産として販売されるような商品も全国各地から仕入れ、安く提供。関西には四国・九州から来た人も多く、故郷を思い出す懐かしい味として喜ばれています。
次は色とりどりの惣菜が並ぶコチラ、はまゆうさん。
ガラスケースにあるものはレギュラー商品。小エビのから揚げ、山芋もずく、ミートボールの甘酢がけ・・・どれもお酒に合いそう。
何度もお酒の話題で恐縮です。しかしおいしそうなものを見ると、つい「これで一杯飲める・・・」になる飲んべえの私です。
そして大皿にのったお惣菜が、日替わり商品。
全て奥の調理場で作っています。イカのフライは火・木がリングで、あとはゲソなのだそう。
この日お店を切り盛りしていた、チャーミングなお2人。どちらも勤続20年、30年の大ベテラン。なのに
「取材?!イヤやわ、私なんもよう答えんわ。アンタやって。」
「何ゆうてんの!アンタ私より長いやないの。アンタ答えーな。」
と謙遜だか押し付け合いだか、掛け合い漫才のようなやりとりがしばし。
とても息の合ったお2人でした。
アジの南蛮漬けや高菜炒めは、ビニール袋に詰めてもらいました。スーパーのお惣菜に慣れていると、ちょっと衝撃です。でもエコですよね。
なんだかアジアン~。
続いてはココ、「丸新菓子店」さん。
40年続くお菓子屋さんです。どんな方が買いに来られるのでしょうか?
「昔なつかしいお菓子が多いから、年配の女性がよく買いに来られます。」
「あとはスナックなど夜の飲食店の方が業務用に買われたり。もちろん子ども用もオリジナルの詰め合わせなんかもありますよ。何円で詰め合わせを作ってほしいと、子ども会からのご用命もいただきます。」
これだけ種類があれば、200~300円でもかなり豪華な詰め合わせを作ってもらえそうですもんね。子どもたち、喜ぶと思います。
お茶うけによさそうな、なつかしのお菓子が並んでいますが、実はワインにも合うのではないでしょうか?
「そうですね、この松露なんかは中にアンコが入っていて、砂糖でコーティングしているので、赤ワインに合うんじゃないですかね。チョコレートは定番ですが、ラムネなんかも意外といけると思いますよ。」
ステキです。思わず呑みすぎてしまいそうです。
二日酔いになっては困るので、豊南市場唯一の薬局「しのだ薬店」さんで何かいいお薬はないか、探してきます。
すみませーん、二日酔いにならないためのお薬はありますか?
「はい。うちは調剤などの治療薬より、予防をメインにしたセルフメデュケーション薬局なんですよ。普段からご利用いただけます。何でも聞いてください。二日酔い予防には、生薬のドリンクと顆粒のオリジナルセットがオススメです。」
最近、疲れがたまりやすいような気がして・・・免疫力も落ちたような。
「滋養強壮のお薬だったら、2年半かけてニンニクを熟成させた抽出エキスや生薬を混ぜたこちらを飲んでみますか?疲れが取れるし、風邪も引きにくくなる。血液のめぐりも良くなるので、冷え性にも効きます。」
カプセルに入れて、飲ませていただきました。う~ん、なんか元気出てきたぞ!
「この店は50年やっていて、私は2代目です。昔は庄内だけで薬屋が56店舗もありましたが、個人商店は減りましたね。うちではキメ細かいアフターフォローを心がけています。」

「しのだ薬店」さんでは、毎月顧客に予防と養生法などを載せたおたよりを送ったり、店内で「健康講座」を開いたり、個人商店ならではのサービスをされています。
普段はチェーンのドラッグストアばっかり利用するのですが、体調の気になるところを話しながらアドバイスもいただける、対面販売の良さを実感しました。
市場で買い物をすると、元気をもらえたり、専門店ならではのアドバイスをもらえたり、なんだかホクホクした気持ちを持って帰れますよね!
オマケしてもらいながら買った食材は、おいしくいただきました。
取材にご協力いただいたみなさん、ありがとうございました!
「とよなかカラフル」では、3月16日(土)にまち歩きイベントを企画しています。今回の取材が活かされるよう、中身を練っているところですが、私たちスタッフが今まで取材してきた中から、オススメのスポットをご紹介しながら歩いて回り、店主のとっておきのお話を聞きながらお買い物を楽しんでいただこうと計画中です。
まち=ひとの魅力に触れて、ホクホクした気持ちになってもらえるイベントが作れるよう、がんばります!
TVでも何度も取り上げられている”北摂の台所”です。
海外旅行へ行っても、観光名所よりまずは庶民の市場へGO!でその地域を知るのが好きな私。もちろん豊中に越してきてすぐ、個人的にも行ってみました。
お店の人にアレコレ聞いたり、ちょっとオマケしてもらったり、品物プラスアルファのハッピーがもらえるのが嬉しいですよね。
とはいえ、フルタイムで働いていると平日にゆっくり買い物をする時間もなく・・・
おまけに小さな子どもがいるのでカートに乗せたいし・・・
というわけでこのごろは、週末に近所のスーパーでまとめ買いになってしまっている私です。
だから今回の取材はワクワク!さっそく市場を歩き回ってきまーす!
おや、今日は社会見学に来た小学生もいるようです。みんなメモを取ったり買い物したり、賑やかですね。
まずは練り物がズラーッと並んで、存在感大の練り物専門店、マルゴフーズさん。
創業50年以上のこちらのお店、今は2代目として兄弟で切り盛りされています。この店のオススメは?
「紅しょうがときくらげの練り天ぷらやね。刻んで入れたものは多いけど、スライスして1枚まるまる入ってるのは、うちのオリジナルですわ。」
オーブントースターやグリルで軽く温めれば、揚げたての味。おろしポン酢をのっけてワイルドにかぶりつけば、お酒がすすみそう~!きくらげはコリコリした食感を、紅しょうがはピリリとした味わいを楽しめます。
子どもがおやつ感覚で食べれるものは?
「餃子巻き。肉餃子が入った練り物ね。それとスティックチーズをたまねぎ刻んですり身で巻いたチーズバーグ。あとウィンナー巻き。お弁当のおかずならレンコンやしいたけのはさみ揚げがおいしいよ。」
う~ん、どれもおいしそう。思わず買いすぎてしまった。
「食べきられへんかったら冷凍して、食べる時に自然解凍して加熱調理したらいけるよ。」
なるほど。じゃあ、お酒のアテにピリッと辛いごぼう素揚げももらおかな。
「おおきに。ここの名物、野菜ミンチボールもふんわり甘くてクセになるよ。」
キャベツ・ニンジン・たまねぎ、かまぼこをみじん切りにしてすり身で一口大にした人気商品。10個入って150円は安い!じゃあこれもください。
マルゴフーズさんは、地方によって入っているものが違う「おでん種」も各種取り揃え、キタやミナミのおでん専門店が仕入れに来るそう。
さらに先代から「全国名産品直売所」をキャッチコピーに、辛子レンコンなど、お土産として販売されるような商品も全国各地から仕入れ、安く提供。関西には四国・九州から来た人も多く、故郷を思い出す懐かしい味として喜ばれています。
次は色とりどりの惣菜が並ぶコチラ、はまゆうさん。
ガラスケースにあるものはレギュラー商品。小エビのから揚げ、山芋もずく、ミートボールの甘酢がけ・・・どれもお酒に合いそう。
何度もお酒の話題で恐縮です。しかしおいしそうなものを見ると、つい「これで一杯飲める・・・」になる飲んべえの私です。
そして大皿にのったお惣菜が、日替わり商品。
全て奥の調理場で作っています。イカのフライは火・木がリングで、あとはゲソなのだそう。
この日お店を切り盛りしていた、チャーミングなお2人。どちらも勤続20年、30年の大ベテラン。なのに
「取材?!イヤやわ、私なんもよう答えんわ。アンタやって。」
「何ゆうてんの!アンタ私より長いやないの。アンタ答えーな。」
と謙遜だか押し付け合いだか、掛け合い漫才のようなやりとりがしばし。
とても息の合ったお2人でした。
アジの南蛮漬けや高菜炒めは、ビニール袋に詰めてもらいました。スーパーのお惣菜に慣れていると、ちょっと衝撃です。でもエコですよね。
なんだかアジアン~。
続いてはココ、「丸新菓子店」さん。
40年続くお菓子屋さんです。どんな方が買いに来られるのでしょうか?
「昔なつかしいお菓子が多いから、年配の女性がよく買いに来られます。」
これだけ種類があれば、200~300円でもかなり豪華な詰め合わせを作ってもらえそうですもんね。子どもたち、喜ぶと思います。
お茶うけによさそうな、なつかしのお菓子が並んでいますが、実はワインにも合うのではないでしょうか?
「そうですね、この松露なんかは中にアンコが入っていて、砂糖でコーティングしているので、赤ワインに合うんじゃないですかね。チョコレートは定番ですが、ラムネなんかも意外といけると思いますよ。」
ステキです。思わず呑みすぎてしまいそうです。
二日酔いになっては困るので、豊南市場唯一の薬局「しのだ薬店」さんで何かいいお薬はないか、探してきます。
すみませーん、二日酔いにならないためのお薬はありますか?
「はい。うちは調剤などの治療薬より、予防をメインにしたセルフメデュケーション薬局なんですよ。普段からご利用いただけます。何でも聞いてください。二日酔い予防には、生薬のドリンクと顆粒のオリジナルセットがオススメです。」
最近、疲れがたまりやすいような気がして・・・免疫力も落ちたような。
「滋養強壮のお薬だったら、2年半かけてニンニクを熟成させた抽出エキスや生薬を混ぜたこちらを飲んでみますか?疲れが取れるし、風邪も引きにくくなる。血液のめぐりも良くなるので、冷え性にも効きます。」
カプセルに入れて、飲ませていただきました。う~ん、なんか元気出てきたぞ!
「この店は50年やっていて、私は2代目です。昔は庄内だけで薬屋が56店舗もありましたが、個人商店は減りましたね。うちではキメ細かいアフターフォローを心がけています。」
「しのだ薬店」さんでは、毎月顧客に予防と養生法などを載せたおたよりを送ったり、店内で「健康講座」を開いたり、個人商店ならではのサービスをされています。
普段はチェーンのドラッグストアばっかり利用するのですが、体調の気になるところを話しながらアドバイスもいただける、対面販売の良さを実感しました。
市場で買い物をすると、元気をもらえたり、専門店ならではのアドバイスをもらえたり、なんだかホクホクした気持ちを持って帰れますよね!
オマケしてもらいながら買った食材は、おいしくいただきました。
取材にご協力いただいたみなさん、ありがとうございました!
「とよなかカラフル」では、3月16日(土)にまち歩きイベントを企画しています。今回の取材が活かされるよう、中身を練っているところですが、私たちスタッフが今まで取材してきた中から、オススメのスポットをご紹介しながら歩いて回り、店主のとっておきのお話を聞きながらお買い物を楽しんでいただこうと計画中です。
まち=ひとの魅力に触れて、ホクホクした気持ちになってもらえるイベントが作れるよう、がんばります!

2013年02月22日
豊南市場 ~乙女のおやつタイム~
3月16日(土)開催の
「てくてく 岡町 服部 庄内 さんぽ」でお世話になる『豊南市場』へ
スタッフ4人でお買い物。
それぞれにテーマを決めて、市場をまわりました。
私のテーマは「乙女のおやつタイム」。

市場というと、「野菜や魚、肉!!」のイメージですが、
お茶屋さんや和菓子屋さんもあるんですよ。
☆★☆
まず、最初にうかがったのは『宇治豊香園』さん。

店主である齊藤輝博さんは、
もともとご実家が京都・宇治でお茶屋さんをやっていらっしゃったとのこと。
だから、お店には、
京都・宇治より産地直送の宇治茶を中心に、
玄米茶、麦茶、ウーロン茶をはじめ、
杜仲茶、グァバ茶、ハトムギ茶、ドクダミ茶、黒豆茶といった健康茶など、
なんと200種類ほども並んでいます。
日常的に飲んでいるお茶ですが、珈琲や紅茶に比べて、
「このお茶は、こんな味で、ここがいいんだよねー」など飲み比べたこともなく、
ただスーパーで売っているものを買っていました。
でも、改めて、お茶を見てみると、いろんな種類がありますね。
宇治茶の中にも、「煎茶」「冠せ茶」「深むし茶」と。

「冠せ茶はね、甘みのあるお茶なんですよ。
茶葉を日光に当てないようにしたので、
葉の甘みが出ているんですね」と齊藤さん。
その場で、試飲させてもらいました。

うん。本当に、甘い。
しかも、おいしいお茶の淹れ方まで、レクチャーしてくださいました。
たまのリラックスタイムには、丁寧にお茶を淹れたいですね。
こうして、店主さんと話してみることで、
発見があったりして、「対面販売って、やっぱりいいよね」と思うものの、
恥ずかしがり屋の私は、話しかけられるとドギマギして、
その場を離れてしまうんですよね。
そんな時、店主さんと近づくきっかけは、グリーンティにあり!
懐かしいあまみのあるグリーンティ1杯50円。
それを味わいながら、お茶を眺めて、気になったらお話を聞く。
珈琲や生姜湯、抹茶湯、ゆず茶(各80円)、
夏にはソフトクリーム(ミニカップ120円、コーン180円)も。
次に、『吉秀榮壽堂』さんへ。

「こんなところに、こんな名店が!」とびっくりな和菓子屋さん。
店主の瀬々倉定雄さんはなんと80歳。
今も現役の和菓子職人として、和菓子を作り続けていらっしゃいます。
取材にうかがった日、お店にいらっしゃったのは、
奥さんと、娘さん。
「大阪府知事よりなにわの名工受賞」「厚生労働大臣より卓越技能章受賞」
「叙勲、黄綬褒章受賞」など、多数の受賞歴をお持ちの瀬々倉定雄さん。
いろんな秘話があるんです。
たとえば、
今や、和菓子の定番である苺大福や
ブロッコリー入りのおまんじゅうに、ちくわの穴に水ようかん・・・など、
30年以上前に、それらを作っていらっしゃったとか。
凄まじい、発想力!
「今の時代だったらヒットしたかもしれないものがあったんですけど、
30年前では、ちょっと・・・」とおふたり。
今、店頭に並んでいるのは、買い物にいらっしゃる方の年齢層に合わせて、
オーソドックスなものを並べているのだとか。
添加物をできる限り使わず、
一つひとつ、一から手づくりされた、こだわりの和菓子は、
昔ながらの、素朴で、優しいおいしさ。
見た目も、上品な美しさがあります。

ちなみに、和菓子だけに限らず、
もの作りにはとってもこだわりのある瀬々倉定雄さん。
この包装紙のデザインもされたそうです。
このマーク、何に見えますか?

“鳥”とのことです。
お店の看板にも、このマークが。
モダンでしょ。
☆★☆
私のお買い物は以上で終わり♪
『宇治豊香園』さんの「深むし茶」と
『吉秀榮壽堂』さんの和菓子で、
ほっこり、乙女のおやつタイム。
「てくてく 岡町 服部 庄内 さんぽ」でお世話になる『豊南市場』へ
スタッフ4人でお買い物。
それぞれにテーマを決めて、市場をまわりました。
私のテーマは「乙女のおやつタイム」。

市場というと、「野菜や魚、肉!!」のイメージですが、
お茶屋さんや和菓子屋さんもあるんですよ。
☆★☆
まず、最初にうかがったのは『宇治豊香園』さん。
店主である齊藤輝博さんは、
もともとご実家が京都・宇治でお茶屋さんをやっていらっしゃったとのこと。
だから、お店には、
京都・宇治より産地直送の宇治茶を中心に、
玄米茶、麦茶、ウーロン茶をはじめ、
杜仲茶、グァバ茶、ハトムギ茶、ドクダミ茶、黒豆茶といった健康茶など、
なんと200種類ほども並んでいます。
日常的に飲んでいるお茶ですが、珈琲や紅茶に比べて、
「このお茶は、こんな味で、ここがいいんだよねー」など飲み比べたこともなく、
ただスーパーで売っているものを買っていました。
でも、改めて、お茶を見てみると、いろんな種類がありますね。
宇治茶の中にも、「煎茶」「冠せ茶」「深むし茶」と。
「冠せ茶はね、甘みのあるお茶なんですよ。
茶葉を日光に当てないようにしたので、
葉の甘みが出ているんですね」と齊藤さん。
その場で、試飲させてもらいました。
うん。本当に、甘い。
しかも、おいしいお茶の淹れ方まで、レクチャーしてくださいました。
たまのリラックスタイムには、丁寧にお茶を淹れたいですね。
こうして、店主さんと話してみることで、
発見があったりして、「対面販売って、やっぱりいいよね」と思うものの、
恥ずかしがり屋の私は、話しかけられるとドギマギして、
その場を離れてしまうんですよね。
そんな時、店主さんと近づくきっかけは、グリーンティにあり!
懐かしいあまみのあるグリーンティ1杯50円。
それを味わいながら、お茶を眺めて、気になったらお話を聞く。
珈琲や生姜湯、抹茶湯、ゆず茶(各80円)、
夏にはソフトクリーム(ミニカップ120円、コーン180円)も。
次に、『吉秀榮壽堂』さんへ。
「こんなところに、こんな名店が!」とびっくりな和菓子屋さん。
店主の瀬々倉定雄さんはなんと80歳。
今も現役の和菓子職人として、和菓子を作り続けていらっしゃいます。
取材にうかがった日、お店にいらっしゃったのは、
奥さんと、娘さん。
「大阪府知事よりなにわの名工受賞」「厚生労働大臣より卓越技能章受賞」
「叙勲、黄綬褒章受賞」など、多数の受賞歴をお持ちの瀬々倉定雄さん。
いろんな秘話があるんです。
たとえば、
今や、和菓子の定番である苺大福や
ブロッコリー入りのおまんじゅうに、ちくわの穴に水ようかん・・・など、
30年以上前に、それらを作っていらっしゃったとか。
凄まじい、発想力!
「今の時代だったらヒットしたかもしれないものがあったんですけど、
30年前では、ちょっと・・・」とおふたり。
今、店頭に並んでいるのは、買い物にいらっしゃる方の年齢層に合わせて、
オーソドックスなものを並べているのだとか。
添加物をできる限り使わず、
一つひとつ、一から手づくりされた、こだわりの和菓子は、
昔ながらの、素朴で、優しいおいしさ。
見た目も、上品な美しさがあります。
ちなみに、和菓子だけに限らず、
もの作りにはとってもこだわりのある瀬々倉定雄さん。
この包装紙のデザインもされたそうです。
このマーク、何に見えますか?
“鳥”とのことです。
お店の看板にも、このマークが。
モダンでしょ。
☆★☆
私のお買い物は以上で終わり♪
『宇治豊香園』さんの「深むし茶」と
『吉秀榮壽堂』さんの和菓子で、
ほっこり、乙女のおやつタイム。
2013年02月01日
豊南市場さんに取材のお願いに行きました!
昨日1月31日、庄内にある豊南市場に『とよフル』取材のお願いに行ってきました。今までの取材は1対1での取材がほとんど。でも今回取材させてもらう豊南市場さんはたくさんの人とお店です。
世代もばらばらな豊南市場の方々にどうしたら『とよフル』のことを少しでもわかってもらえるかなぁと考え、パネルを使って説明することに…

40人近くの方々が集まってくださりました。しかし普段から声が小さいといわれている私、とても全員に届くような声で説明できていた気がしません…
私が説明する前後、豊南市場の商人会の会長さんが、私たちのことを紹介してくださり、さらにさらに…『とよフル』のことをものすごく良くアピールしてくださいました。原稿まで準備しないとしゃべれない私と違い、さすが40のお店を束ねるお方、お話のテクニック、説得力、人を惹きつけるオーラ、とてもかないません…。

たくさんの専門店と、そしてなにより魅力的な『人』、どのようにしたら魅力がより伝わる記事になるかしらと、只今思案中です。
豊南市場のみなさん、閉店後の貴重なお時間いただき本当にありがとうございました。
……
3月のイベントでもこの豊南市場を歩いたり、豊南市場で調達した食材をランチで食べられるように計画中です!
世代もばらばらな豊南市場の方々にどうしたら『とよフル』のことを少しでもわかってもらえるかなぁと考え、パネルを使って説明することに…
40人近くの方々が集まってくださりました。しかし普段から声が小さいといわれている私、とても全員に届くような声で説明できていた気がしません…
私が説明する前後、豊南市場の商人会の会長さんが、私たちのことを紹介してくださり、さらにさらに…『とよフル』のことをものすごく良くアピールしてくださいました。原稿まで準備しないとしゃべれない私と違い、さすが40のお店を束ねるお方、お話のテクニック、説得力、人を惹きつけるオーラ、とてもかないません…。
たくさんの専門店と、そしてなにより魅力的な『人』、どのようにしたら魅力がより伝わる記事になるかしらと、只今思案中です。
豊南市場のみなさん、閉店後の貴重なお時間いただき本当にありがとうございました。
……
3月のイベントでもこの豊南市場を歩いたり、豊南市場で調達した食材をランチで食べられるように計画中です!

2013年01月25日
音楽のまち 豊中
みなさんは、豊中市が「音楽あふれるまちづくり」を進めているというのを、ご存知でしょうか?私は「豊中」「音楽」で真っ先に思いつくのは、庄内幸町にある大阪音楽大学ですが、音大の学生や卒業生の方が出張演奏会などを通じて、市立幼稚園や小・中学校の子どもたちに、生きた演奏に触れる機会をつくる、『サウンドスクール事業』というものがあると知りました。
小さい頃に聴いた生演奏の迫力を、私は鮮明に覚えています。また、私自身、ジャズのビッグバンドに所属しているのですが、かぶりつきで食い入るようにバンドの演奏を聴いてくれる子どもたちの、キラキラした目、楽しそうに踊ったり手を叩く姿は、いつ見ても嬉しいものです。『サウンドスクール事業』。なんて素敵な取り組み!ずっと続けてもらいたいです。
調べてみると、それ以外にも、豊中市は音楽と密接に関係していました。服部緑地には日本センチュリー交響楽団の本拠地、センチュリー・オーケストラハウスがあります。野外音楽堂では、毎年夏に日本センチュリー交響楽団による「星空ファミリーコンサート」が開催されます。オーケストラの調べが屋外で聴けるなんていいですよね。
他にも「豊中こども音楽フェスティバル」や「とよなか音楽月間」なんかも催されますし、民間でも伊丹空港では「エアポートコンサート」や「エアポートジャズライブ」なんかもあります。


写真は昨年「とよなか音楽月間」の一環で大阪音楽大学音楽博物館にて開催されたバリガムランと舞踊の一コマです。
聴くだけではありません。十一中学吹奏楽部は日本吹奏楽コンクールに3年連続出場という快挙を成し遂げました。自分のことではありませんが、「音楽あふれるまち」としては誇らしいですよね。また年齢問わず、市内で活動する和太鼓サークルがたくさんあり、服部緑地野外音楽堂での「豊中和太鼓まつり」では、9団体も迫力ある演奏を披露しました。
上記写真でバリ・ガムランを演奏するサークルは音楽博物館所属です。そして大阪大学でもジャワ・ガムランのサークルがあり、どちらも誰でも参加できるそうです。バリとジャワ、全く違ったガムラン演奏のサークルが同じ市に2つもあるなんて、すごい!民族音楽ではモンゴルのホーミーが習えたり、中国の二胡教室があったり。
音楽好きの私としては、これからも情報を集めて、みなさんに発信していけたらと思います。

小さい頃に聴いた生演奏の迫力を、私は鮮明に覚えています。また、私自身、ジャズのビッグバンドに所属しているのですが、かぶりつきで食い入るようにバンドの演奏を聴いてくれる子どもたちの、キラキラした目、楽しそうに踊ったり手を叩く姿は、いつ見ても嬉しいものです。『サウンドスクール事業』。なんて素敵な取り組み!ずっと続けてもらいたいです。
調べてみると、それ以外にも、豊中市は音楽と密接に関係していました。服部緑地には日本センチュリー交響楽団の本拠地、センチュリー・オーケストラハウスがあります。野外音楽堂では、毎年夏に日本センチュリー交響楽団による「星空ファミリーコンサート」が開催されます。オーケストラの調べが屋外で聴けるなんていいですよね。
他にも「豊中こども音楽フェスティバル」や「とよなか音楽月間」なんかも催されますし、民間でも伊丹空港では「エアポートコンサート」や「エアポートジャズライブ」なんかもあります。
写真は昨年「とよなか音楽月間」の一環で大阪音楽大学音楽博物館にて開催されたバリガムランと舞踊の一コマです。
聴くだけではありません。十一中学吹奏楽部は日本吹奏楽コンクールに3年連続出場という快挙を成し遂げました。自分のことではありませんが、「音楽あふれるまち」としては誇らしいですよね。また年齢問わず、市内で活動する和太鼓サークルがたくさんあり、服部緑地野外音楽堂での「豊中和太鼓まつり」では、9団体も迫力ある演奏を披露しました。
上記写真でバリ・ガムランを演奏するサークルは音楽博物館所属です。そして大阪大学でもジャワ・ガムランのサークルがあり、どちらも誰でも参加できるそうです。バリとジャワ、全く違ったガムラン演奏のサークルが同じ市に2つもあるなんて、すごい!民族音楽ではモンゴルのホーミーが習えたり、中国の二胡教室があったり。
音楽好きの私としては、これからも情報を集めて、みなさんに発信していけたらと思います。

2013年01月24日
能勢街道~岡町界隈~
豊中にはいくつかの旧街道が通っています。なかでも『能勢街道』という名前、一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。中津から池田市を経て妙見山の能勢妙見堂に至る旧街道で、豊中を貫いています。
街道に詳しい知人とまちをあるいていると「ここは街道っぽい」とかよく言っていたのを思い出します。街道っぽいというのは私はよくわからなかったのですが、ちょっと狭くて、でもかつて繁盛していたような感じ、とでもいうのでしょうか。
岡町周辺で取材の合間など、まちなかを歩いていると、なるほど確かにここは街道っぽいかもと思う景色に出くわします。能勢街道はかつて、池田や能勢で産する酒や衣類、木材がこの街道を通って大坂へ運ばれていました。沿道には服部天神宮、東光院(萩の寺)、原田神社、多田神社など社寺が並び、参拝路としても賑わっていたそうです。※1


虫籠窓のある建物も
現在もかつての道筋の多くが残り、生活道路として利用されています。岡町付近では商店街となっている部分もあります。

岡町周辺地図で街道を確認してみると区画整理されたような人工的な直線のなかくにゃくにゃとした一本道を見出すことができます。これが能勢街道の一部のようです。

旧伊丹街道と能勢街道の交差点にあるお店。それは『とよフル』でも取材させてもらった土手嘉。
http://toyofull.sakura.ne.jp/brown/001.html#a02
南桜塚交差点方面へ向かう途中では気になる風景によく出くわします。

タニマチ長屋。明治の初め、滋賀県の藤谷茂助が岡町のにぎわいを見て、かじ屋を始めた。よく繁盛したので、暮らしに困っている人のために長屋を造ったのが始まりらしい。※2

『岡』町なんだなぁ。
服部は宿場町でもあり、服部天神宮もあり門前町としても繁盛したといいます。
「池田の猪買い」という能勢街道を舞台にした有名な落語の演目にも服部天神宮はでてくるらしいです。
残念なことに阪神淡路大震災により、街道沿いの古い木造家屋は大きな打撃を受け、当時の街道を偲ぶ貴重な家屋も現在は建て替わったり駐車場などになり、かなり少なくなってしまったとか。
……
3月のイベントでも、この能勢街道をちょっとだけ歩けたらいいなぁと画策中…
詳細はもう少ししたらお知らせできると思います!
参考HP
※1 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%83%BD%E5%8B%A2%E8%A1%97%E9%81%93
※2 http://machigoto.jp/news/detail/?art_id=676
街道に詳しい知人とまちをあるいていると「ここは街道っぽい」とかよく言っていたのを思い出します。街道っぽいというのは私はよくわからなかったのですが、ちょっと狭くて、でもかつて繁盛していたような感じ、とでもいうのでしょうか。
岡町周辺で取材の合間など、まちなかを歩いていると、なるほど確かにここは街道っぽいかもと思う景色に出くわします。能勢街道はかつて、池田や能勢で産する酒や衣類、木材がこの街道を通って大坂へ運ばれていました。沿道には服部天神宮、東光院(萩の寺)、原田神社、多田神社など社寺が並び、参拝路としても賑わっていたそうです。※1
現在もかつての道筋の多くが残り、生活道路として利用されています。岡町付近では商店街となっている部分もあります。
岡町周辺地図で街道を確認してみると区画整理されたような人工的な直線のなかくにゃくにゃとした一本道を見出すことができます。これが能勢街道の一部のようです。

旧伊丹街道と能勢街道の交差点にあるお店。それは『とよフル』でも取材させてもらった土手嘉。
http://toyofull.sakura.ne.jp/brown/001.html#a02
南桜塚交差点方面へ向かう途中では気になる風景によく出くわします。
タニマチ長屋。明治の初め、滋賀県の藤谷茂助が岡町のにぎわいを見て、かじ屋を始めた。よく繁盛したので、暮らしに困っている人のために長屋を造ったのが始まりらしい。※2
服部は宿場町でもあり、服部天神宮もあり門前町としても繁盛したといいます。
「池田の猪買い」という能勢街道を舞台にした有名な落語の演目にも服部天神宮はでてくるらしいです。
残念なことに阪神淡路大震災により、街道沿いの古い木造家屋は大きな打撃を受け、当時の街道を偲ぶ貴重な家屋も現在は建て替わったり駐車場などになり、かなり少なくなってしまったとか。
……
3月のイベントでも、この能勢街道をちょっとだけ歩けたらいいなぁと画策中…
詳細はもう少ししたらお知らせできると思います!
参考HP
※1 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%83%BD%E5%8B%A2%E8%A1%97%E9%81%93
※2 http://machigoto.jp/news/detail/?art_id=676

2013年01月11日
新年も、フル稼働です!
新年のご挨拶がとても遅くなりましたが・・・
あけましておめでとうございます!
昨年はありがとうございました。
本年もよろしくお願いいたします。

『とよフル』スタッフは、
日々の更新に加え、3月のイベント&マップ制作に向けて、
1月7日の仕事始めより、フル稼働中です。
昨日はイベントの下見で、岡町や庄内を歩きました。
お店からお店へ移動しながら、まちのなかをぐるぐると。
古いまちなみのなかに、新しい住宅が建ち並んでいたり。
「ああ!!あそこ、ええ感じの集合住宅だったのに」と思っていた場所が、
取り壊されていく途中を目撃したり。
まちなみは刻々と変化していきますね。
いつも見慣れたまちなみも、
こうして変化していっているのだと感じました。
『とよなかカラフル』には、
豊中市内で撮影した写真を掲載する
「みんなのカラーアルバム」というページがあります。
そこでは『とよフル』スタッフをはじめ、
読者の方々からの投稿写真を掲載しています。

ここに掲載されている写真の風景も、
いずれは変わっていってしまうのだろうなあと、
歩きながら、しみじみしたんです。
だからこそ。
今、いいなあと思う風景を、
みんなでシェアしていけたらいいなあと思います。
ご投稿いただけたら、嬉しいです。
「みんなのカラーアルバム」
写真閲覧ページ http://toyofull.sakura.ne.jp/album/
投稿ページ http://toyofull.sakura.ne.jp/upload.php
あけましておめでとうございます!
昨年はありがとうございました。
本年もよろしくお願いいたします。
『とよフル』スタッフは、
日々の更新に加え、3月のイベント&マップ制作に向けて、
1月7日の仕事始めより、フル稼働中です。
昨日はイベントの下見で、岡町や庄内を歩きました。
お店からお店へ移動しながら、まちのなかをぐるぐると。
古いまちなみのなかに、新しい住宅が建ち並んでいたり。
「ああ!!あそこ、ええ感じの集合住宅だったのに」と思っていた場所が、
取り壊されていく途中を目撃したり。
まちなみは刻々と変化していきますね。
いつも見慣れたまちなみも、
こうして変化していっているのだと感じました。
『とよなかカラフル』には、
豊中市内で撮影した写真を掲載する
「みんなのカラーアルバム」というページがあります。
そこでは『とよフル』スタッフをはじめ、
読者の方々からの投稿写真を掲載しています。

ここに掲載されている写真の風景も、
いずれは変わっていってしまうのだろうなあと、
歩きながら、しみじみしたんです。
だからこそ。
今、いいなあと思う風景を、
みんなでシェアしていけたらいいなあと思います。
ご投稿いただけたら、嬉しいです。
「みんなのカラーアルバム」
写真閲覧ページ http://toyofull.sakura.ne.jp/album/
投稿ページ http://toyofull.sakura.ne.jp/upload.php

2012年12月28日
クリスマスin豊中~スタッフM.Tの場合~
もうすっかり世は年末モードですが、先週末はクリスマスイブ。みなさまどのようにお過ごしでしたでしょうか。私は、23日、24日と豊中三昧な日々を過ごしました。
23日はとよフルでも取材させてもらった東豊中にあるギャラリー『スペース草』へ『形と色展 ―影となった色と形―(合同展)』を見に行きました。最終日のその日はデカルコ・マリィさんという人のパフォーマンスがあり、蒔ストーブが焚かれた会場で子どもから大人まで不思議で面白い時間を過ごしていました。
帰りは坂を下って豊中駅まであるきました。途中アンティークな自転車屋さんで立ち話し、コーヒー豆を買ってと、、歩いて楽しい坂ですね。
イブの24日は緑丘の豊中不動尊で『お能ってなあ~に 能面をつけて歩こう』と『島熊山寄席』に参加と、まったくクリスマスらしくない、伝統芸能にどっぷりな一日。
『お能ってなあ~に 能面をつけて歩こう』は、豊中在住の能楽師・観世流能楽師シテ方山本博通さんのご指導のもと、たのしくお能を学べる講座です(詳しくはこちら→http://yuugen.net/)
最初にお能について説明してくれたのですが、この話しがまた面白い!身近な例を使っておもしろおかしく説明してくれるので、眠いだけと思っていたお能にものすごく興味が持てました。

余談ですが、関西の色んな講演に幾たびに関東出身の私は関西人はどんな人もオチをつけて、喋るのがうまいなぁなんて。
次いで結婚式でよく謡われる『高砂』の謡のお稽古。山本さんの見本の謡いでは空気が一変しました。能舞台ではマイクは使わず地声だそうで、決して大きくない山本さんの体のどこからそんな声がでるのか…。
謡の後は、能舞台に上がり「サシコミ、ヒラキ」という型のお稽古。歩くときはいわゆるなんばあるきです。後で自分の動きをみたらロボットのようだった…

最後に能面をつけて「サシコミ、ヒラキ」をするのですが、能面をつけると視界がものすごーく狭くなる。その上距離感もまったく掴めません。

↓

冗談でなくこんな感じです…。こんな視界で舞う能楽師さんは本当にスゴイ…

23日はとよフルでも取材させてもらった東豊中にあるギャラリー『スペース草』へ『形と色展 ―影となった色と形―(合同展)』を見に行きました。最終日のその日はデカルコ・マリィさんという人のパフォーマンスがあり、蒔ストーブが焚かれた会場で子どもから大人まで不思議で面白い時間を過ごしていました。
帰りは坂を下って豊中駅まであるきました。途中アンティークな自転車屋さんで立ち話し、コーヒー豆を買ってと、、歩いて楽しい坂ですね。
イブの24日は緑丘の豊中不動尊で『お能ってなあ~に 能面をつけて歩こう』と『島熊山寄席』に参加と、まったくクリスマスらしくない、伝統芸能にどっぷりな一日。
『お能ってなあ~に 能面をつけて歩こう』は、豊中在住の能楽師・観世流能楽師シテ方山本博通さんのご指導のもと、たのしくお能を学べる講座です(詳しくはこちら→http://yuugen.net/)
最初にお能について説明してくれたのですが、この話しがまた面白い!身近な例を使っておもしろおかしく説明してくれるので、眠いだけと思っていたお能にものすごく興味が持てました。
余談ですが、関西の色んな講演に幾たびに関東出身の私は関西人はどんな人もオチをつけて、喋るのがうまいなぁなんて。
次いで結婚式でよく謡われる『高砂』の謡のお稽古。山本さんの見本の謡いでは空気が一変しました。能舞台ではマイクは使わず地声だそうで、決して大きくない山本さんの体のどこからそんな声がでるのか…。
謡の後は、能舞台に上がり「サシコミ、ヒラキ」という型のお稽古。歩くときはいわゆるなんばあるきです。後で自分の動きをみたらロボットのようだった…
最後に能面をつけて「サシコミ、ヒラキ」をするのですが、能面をつけると視界がものすごーく狭くなる。その上距離感もまったく掴めません。

冗談でなくこんな感じです…。こんな視界で舞う能楽師さんは本当にスゴイ…
次回は3月16日『楽器体験「お能の楽器にふれてみよう」』です。お能で使われる大鼓、世界一痛い楽器らしいですよ。次回も楽しみです。
『島熊山寄席』では桂吉坊さんの落語で大笑い。吉坊さんは『岡町落語ランド』が初舞台豊中と縁の深い人です。
関東に住んでいるとき、浅草で聞いたことのある演目だったのですが、関西弁で聞くまた違う。そもそも落語家さんによって全然違って面白かったです。
『島熊山寄席』では桂吉坊さんの落語で大笑い。吉坊さんは『岡町落語ランド』が初舞台豊中と縁の深い人です。
関東に住んでいるとき、浅草で聞いたことのある演目だったのですが、関西弁で聞くまた違う。そもそも落語家さんによって全然違って面白かったです。
こんな風にして、地元で古典芸能に触れられるというのは良いものですね。
